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【必要経費②】まさかデート代も経費に?

<今回のテーマの関連記事>
【必要経費①】マンガ代も経費?
【収入と所得】合コンで年収を聞くときの心構え。


こんにちは。税理士の山口です。
(→【税理士】山口の紹介

さて、今回は、前回(→【必要経費①】マンガ代も経費?)の続きのお話。
前回のお話に出てきた必要経費のヒント「ストーリーができるか否か」の謎がついに明らかになります。
(個人事業主になることをお考えのサラリーマン、必読です。)

それでは皆さん、こんな人物像を頭に思い描いてみて下さい。

A子さん(26歳)は、フリーのカメラマン。
出版社への写真の持込みやイベントの撮影で、なんとか月平均18万円の収入。
決して裕福ではないですが、好きな仕事で生活できていることに大変満足しています。
そんなA子さんの今月の支出の内訳を覗いてみると・・・

家賃 8万円(うち、光熱費 2万円)
携帯代 1万5千円
女子会ランチ代 5千円
旅行・デート代 2万円
生活費 3万円
貯金 3万円


お、ギリギリ貯金もできているみたいですね。
それでは、そんな生活感丸出しのA子さんの支出のうち、【必要経費】はどれでしょうか?

・・・え?
どれも生活費や遊びのためのお金だから、必要経費になるはずがないって?

そうです。前回お話した通り、生活費や遊びのためのお金は必要経費になりません。
しかし、支出のうち「半分は生活費で、半分は必要経費」ってこともあるのではないでしょうか?

例えば、A子さんはフリーのカメラマンですから、写真の編集作業は自宅のパソコンでやりますよね。つまり、自宅は生活の場でありながら、職場でもあるのです。職場ってことは収入を得るための場所ですから、職場にかかる家賃は当然に必要経費です。

「いやいや、1Rマンションだから、職場にかかる家賃がいくらかなんて分からないって。」
そういうときは、生活の場と作業の場(パソコン台やプリンター置き場)の面積費で按分すればいいのです。
<家賃・光熱費>8万円×10㎡/20㎡(作業場の割合)=4万円(作業場代として必要経費)

電話もお客さんとのやり取りがあるでしょうから、携帯代を仕事とプライベートの使用量の基準で按分すれば…
<携帯代>1万5千円×20日/30日(仕事日の割合)=1万円(通信費として必要経費)

さすがに、女子会のランチ代は無理でしょ?
でも、女子会に「最近はこういう雑誌が流行っている」というトレンドを仕入れる調査として出向くのならば…
<女子会ランチ代>5千円(市場調査費として必要経費)

まさか、デート代は経費になるわけがないですよね?
でも、彼と一緒に泊まりで海に行って景色をパチリ、彼と一緒にドライブで動物園に行って動物をパチリ、その写真が雑誌の出版社に持ち込むためのものなら…
<旅行・デート代>2万円-5千円(純粋な遊び代)=1万5千円(交通費・取材費として必要経費)

今、皆さんに想像して頂いた場面は、どれも「仕事のため」と言われれば、経費性を完全には否定できないですよね?つまり、「聞いて納得のストーリーがそこにあるならば、必要経費に入れられる可能性がある」ということです。今回のA子さんの生活感丸出しの支出でも、合計7万円が必要経費となります。

「ストーリーができるか否か」の意味するところはお分かり頂けたでしょうか?
個人事業者の皆さん、あなたの近くに経費は意外と落っこちていますよ。
(決してストーリーを捏造しろと言っているわけではありませんので、誤解はしないで下さいね。)
知らなきゃ損して、知ってりゃ得する節税のお話。

佐野、栃木、宇都宮、小山、足利、鹿沼対応の【山口税理士事務所】

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いつも

勉強になります!

「ストーリーができるか否か」の意味が
理解できました。

湯山康彦様

ありがとうございます。

例えば、キレイなお姉さんがいる飲食店に一人で行ったとしても、それが「市場調査のため」であれば、もちろん経費に入れることができます。

「ストーリーができるか否か」は、割と分かりやすい判断基準だと思いますよ。
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