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【自家消費】魚屋さんが晩御飯に魚を食べたら?

こんにちは。税理士の山口です。
(→【税理士】山口の紹介

さて、今回は、食品関連業の事業主が税務署に睨まれないための必須のテクニック。

例えば、こんなことってありますよね?

魚屋さん「今日はサンマが余っちゃったなぁ…。夕飯はサンマだな、こりゃ。」

魚屋さんは鮮度が命。
今日余った魚を翌日に持ち越して、「漁れたて新鮮だよー!」とは…言えませんよね。

どうしますか?捨てますか?
いやいや、そんな勿体ない。
今晩のおかずに美味しく頂きますよ。

…さて、これってどうやって申告します?

魚屋さん「え、申告するの?」

申告しなくちゃダメですよ。

飲食業や食品小売業は、意外と申告漏れをしていますよ、コレ。
さてさて、一体、どういうことなのでしょうか?

実は所得税法では、お店のものを食べちゃった場合には、原則、販売価格で収入の計上をしなくてはなりません(所法39条)。
(特例として、販売価格ではなく、販売価格の70%又は仕入価格のいずれか大きい方で計上しても構いません。)

魚屋さん「毎日、昼飯にマグロ丼を作って食べてるんだけれど…。」

はい、それ収入です。

マグロ丼の仕入価格が500円で、365日食べている場合には
500円×365日=182,500円
を、収入として確定申告時に申告しなければなりません。

こうした事業用の商品を、家事のために消費することを【自家消費】と言います。

それでは、なぜ、自家消費は収入なのでしょうか?

例えば、魚を合計100万円仕入れてきました。
そして、半分は2割の利幅を付けて売り、半分は自分で食べました。

これ、自家消費を収入として計上していないと
60万円(売上)-100万円(仕入)=-40万円(利益) 
になります。

これってなんかおかしいですよね?
だって、仕入と売上が全然紐付いてないんですもん。
2割の利幅はどこいった!?

そこで、自家消費を収入(仕入価格)として計上すると
60万円(売上)+50万円(自家消費)-100万円(仕入)=+10万円(利益) 
になります。

これなら50万円の魚を2割の利幅を付けて売った場合の利益(10万円)にちゃんとなってますね。
ふー、これでやっと落ち着いた。

なぜ、自家消費を収入として計上しないといけないか、これでお分かり頂けましたでしょうか?

特に飲食店は、100%自家消費をしているはずですので、もし自家消費を計上していない場合には、すぐに目を付けられてしまいます。
税務調査では一発アウトでしょうね。
逆に言えば、自家消費を計上している場合には、しっかり申告をしているというアピールになります。

確定申告書には『自家消費の記載欄』がありますので、そこでアピールするのがテクニック。
「うちはしっかりと申告してあるから、調査に来るなよー!」ってね。
もちろん、飲食業・食品小売業に関わらず、全ての業種に当てはまりますからね。

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