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【裁判・結果】競馬のハズレ馬券は経費!?

<今回のテーマの関連記事>
【税金】もし、ロト6、宝くじ、競馬が当たったら?


こんにちは。税理士の山口です。
(→【税理士】山口の紹介

前回の記事で、『競馬のハズレ馬券の購入費用が経費になるか否か』について、現在、裁判が行われていると申し上げましたが、本日、平成25年5月23日、裁判の結果が出ました。

結論から申し上げます。

ハズレ馬券の購入費用は経費になる

との司法判断です。

…正直、驚きました。

個人的には、ハズレ馬券に経費性は認められないと予想していましたので。
(やはり私はギャンブルに向いてないですね~。)

判決文の全てに目を通したわけではないので、解釈が異なっているかもしれませんが、継続的な馬券購入による儲けは偶発的(棚ボタ的)な所得ではなく、FXなどの副業と類似の経済取引であって、投下資本に経費性を見出せるとの考え方に至ったのでしょう。

さて、そうなると幾つか問題点が浮上してきます。

① 継続的な馬券購入による儲けは【雑所得】で申告をして良いのか。

② 継続的な馬券購入の【継続的】か【偶発的】かの線引きはどこなのか。

③ いつの分のハズレ馬券まで経費性を認めるのか。

問題点について解説を付け加えますね。

まず、①についてですが、継続的な馬券の購入がFXと類似の経済取引という観点でこの判決に至ったのであるならば、FXは【雑所得】として申告を致しますので、継続的な競馬による儲けも【雑所得】として申告をしても良いということになりますよね。偶々遊びで当ててしまったというならば【一時所得】で異論は無いのでしょうけど。

次に、②についてですが、【継続的】か【偶発的】かの具体的な線引きがどこかが難しいですよね。2~3回でも継続的と呼べるかどうか、これは主観の問題ですよね。申告区分がそうした主観によって変わる可能性があることは、法的安定性の観点からは、あまりよろしいとは言えない状況ですね。

最後に、③についてですが、ハズレ馬券も投下資本だと言うならば、どれくらい昔に遡って経費に入れて良いのかということです。10年前のハズレ馬券を、今年の経費として入れてしまっても良いということなのでしょうか。それに、競馬場で宙に舞った他人のハズレ馬券を集めれば、それだけ経費が作れてしまいますよね。

もう一度、申し上げますが、今回は判決文の全文を読んだ上での解説ではありませんので、私の解釈が誤っているかもしれません。(あくまでニュース速報程度の感覚でこの記事は捉えて下さい。)

今後、この解釈に対して様々な専門家が意見を論じるでしょうし、国の税金の取り扱い指針も公表されるかもしれません。

今後の動向がまとまり次第、また皆さんにお伝えするかもしれませんので、是非、こうした税金裁判にも興味を持って頂けたらと思います。(50年前には合法と考えられていた税金の取り扱いも、現在ではその取扱いを疑うようなものだってたくさんありますよ。社会が変われば税金も変わりますからね。)
知らなきゃ損して、知ってりゃ得する税金裁判のお話。

佐野、栃木、宇都宮、小山、足利、鹿沼対応の【山口税理士事務所】
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【税金】もし、ロト6、宝くじ、競馬が当たったら?

<今回のテーマの関連記事>
【還付申告】ん?申告期限は3月15日?


こんにちは。税理士の山口です。
(→【税理士】山口の紹介

さて、今回は、もしものときのラッキーのために知っておきたい税金のお話。
(サラリーマンも個人事業主も、ギャンブルをされる方は覚えておいて下さいね。)

いきなりですが、○・×クイズです。

【問題】
次の3つの中で、税金を課されるのはどれでしょうか?

① ロト6の当選金

② 宝くじの当選金

③ 競馬の配当金







どれも高額なお金を手に入れるチャンスがありますね。







選び終えましたか?








答えいきますよ?







【答え】

① ロト6の当選金 … 非課税

② 宝くじの当選金 … 非課税

③ 競馬の配当金 … 課税


え、ロト6で1億円当てても、税金かからないの?

去年、競馬で大穴を当てたけど、申告してなかった…。

あちこちから色々な感想が聞こえてきそうですね。

まず、ロト6や宝くじの税金の取り扱いですが、これは【当せん金付証票法】という法律に基づき、「当選金付証票表の当選金品については、所得税を課さない」(13条)とされています。

法律上、非課税ですので、所得税の確定申告も不要です。
ここぞとばかりに思い切り使ってしまっても大丈夫です。

一方で、思い切り使ってしまうと大変なのは、競馬の配当金。

こちらは、【当せん金付証票法】の適用範囲ではありませんので、課税となります。
つまり、競馬で儲けた場合には、棚ボタ収入たる【一時所得】として確定申告をして、納税しなくてはなりません。
競馬で大儲けしてすっからかんに使ってしまうと、後で納税できないなんて事態に陥りますよ。

競馬で10万円当てたのを、申告してなかった!

ご安心下さい。

一時所得の計算式は…

総収入金額 - 収入を得るために支出した金額 - 特別控除額(最高50万円)

ご覧の通り、特別控除50万円を差し引けるので、50万円以内の棚ボタ収入は税金がかかりません

収入を得るために支出した金額も引けるの?じゃあ、今までに費やしたハズレ馬券代も経費だな。

実はこの取り扱い、平成25年5月16日現在、裁判が行われています
簡単に申し上げると、ハズレ馬券も経費だと主張する納税者と、ハズレ馬券に経費性を認めない国との争いです。
そして、この競馬馬券裁判の判決日が、ちょうど1週間後の平成25年5月23日となっています。
競馬ファン、そして税理士にとって、非常に興味深い判決となるでしょう。

ラッキーな方も、税金の取り扱いを知らなくてはアンラッキーなことになるかもしれません。
皆さんも、税金の正しい知識を持って、是非、億万長者を狙って下さい。
(家族や友人に分配するときは、贈与税のこともお忘れなく。)
知らなきゃ損して、知ってりゃ得する節税のお話。

佐野、栃木、宇都宮、小山、足利、鹿沼対応の【山口税理士事務所】
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